フォーラム 2013〈岩国〉

オペリータ  うたをさがして

2014年1月17日

山口県民文化ホール シンフォニア岩国

   

このプロジェクトは、山口県東部地域において芸術文化の振興発展、活力と潤いのある地域づくりを考える文化的なムーブメント(運動)の実現を目的とした10年計画「Ⅿ21プロジェクト構想」の一環として行われるものです。

私たちはこれまでの地域や自治体という枠を超えて、地域住民と行政が一体となったアートプロジェクトを継続的に実施し、プロジェクトに関わった人たち、アートに出会った人々とともに心(精神)的な高揚、また文化意識の変革と活性化を促進し、物質的なものとは異なる“心による地域(都市)づくり”の可能性を考えてきました。

今回は世界を舞台に活躍するコントラバス奏者斎藤徹さんを音楽監督にお招きし、書家で作家の乾千恵さんの「回復と再生の物語」を詩・歌・演奏・美術・物語・劇・ダンスを織り交ぜたオペリータ(小オペラ)として上演ご紹介するものです。

オペリータ「うたをさがして」は被災地を思わせる状況が物語の背景になっています。しかし、被災された人に限らず、すべての人々に強く語りかけてくる確かなものがあります。

“亡くした人に「会いたい」という、男と女の切なる思い。痛みの共鳴と交流によって引き出された「うた」は、希望への道。みずから求め、「得る」ことは、よみがえりの力。それは大きな生命力、そして生きるための力を湧きたたせる。とにかく生き続けていきましょう…。「共鳴」が起きるその日まで!”

全国各地で語りかける「回復と再生の物語」、新作オペリータ「うあたをさがして」をご堪能いただけるよう切なる思いでご紹介するものです。

このフォーラムが現代社会の諸問題と私たちの意識について考えるとともに、これまでの価値観を相対的に捉えかえす眼差しと豊かな想像力をもって将来の「地域」「文化」「暮らし」について考える契機ともなれば幸いです。 

岩国公演 総合ディレクター・原田文明

オリヴィエ・マヌーリのバンドネオンソロ

オリヴィエ・マヌーリのバンドネオンソロ

オペリータうたをさがして

オペリータうたをさがして

ジャン・サスポータス

ジャン・サスポータス

斎藤徹(中央)

斎藤徹(中央)

ふたりのソプラノ:さとうじゅんこ 松本泰子

ふたりのソプラノ:さとうじゅんこ 松本泰子

斎藤徹が菩薩と守護神と名付けたさとうと松本の迫力は圧倒的だった

喜多直毅のヴァイオリン

喜多直毅のヴァイオリン

オペリータの舞台

オペリータの舞台

踊りはじめたヴァイオリンの喜多直毅さん

踊りはじめたヴァイオリンの喜多直毅さん

はじめてのオペリータに釘づけにされる観客席

はじめてのオペリータに釘づけにされる観客席