CROSS ART 2011 広島-岩国 展

2011年6月7日(火)-6月12日(日)

​広島県立美術館県民ギャラリー

この展覧会は広島と岩国を中心に活動をつづける二つのグループ「グループ立展」と「絵画のいろは展」の合同の展覧会として開催するものです。広島と岩国という地域(環境)をこえた美術交流を通して、文化的な理解と協力を求めるだけでなく、日常生活における芸術文化活動の意義を考え、双方のさらなる発展とともに作品制作における刺激と造詣を深めることを願うものです。

また、いわゆる「シロート」と「クロート」という二つの概念をクロスさせ、限界芸術の可能性をも視野に入れるきわめてユニークな美術展となっています。

今日、私たちは過剰な情報(メディア)とかつて経験したことのない世界同時不況をむかえ、アイデンティティーの喪失感と実感(リアリティー)の質的変化の状況に直面し混乱を招いています。本展では、閉鎖的な地域間の枠を超えて日頃の研究成果を発表することを通して、「人とアートと地域」がクロスする中で表現することの意味とその意義について考え、同時に日常的な生活のあり方を総体的に捉え返すまたとない機会となることでしょう。

この展覧会が[文化的な営みと豊かさ]また[活力と潤いのある生活]とは何か、という問いについて考える契機となり、少しでも地域文化の向上と振興発展に寄与することができれば幸いです。